核不拡散条約 Nuclear

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みなさんこんにちは。

今回は核 Nuclear についてお話したいと思います。

核不拡散条約(NPT)
「核兵器国」を米・ソ・英・仏・中の五カ国に限定しています。
(インド・パキスタン・イスラエルも核所有)

この条約では非核兵器国には、核兵器の製造や取得などの行為を一切禁止していました。
しかし、この条約は核兵器国と非核兵器国に大きな差別を生み出すものです。

核兵器国に対しては、核兵器の所持および開発・非核兵器国への核配備も禁止されていませんでした。
1995年のNPT再検討・延長会議において無期限延長が決定され、条約の無期限設定には当初合意が得られませんでしたが、
米ソはNPTの義務に従う形で核軍拡競争に制限を課すための交渉を持つようになりました。

しかし、交渉によって生まれた条約も核兵器の制限には至らず、
逆に核抑止の効果を高める条約の締結により核兵器の必要性を強調することになってしまいました。


国際法の下では核所持国は最初の攻撃には核を使えませんが、攻撃された後の正当防衛という名で
いまだ核を投下できる権利を持つのです。

アメリカはネバタ州で地下核実験を今までに19回目も行っております。